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2013年4月15日月曜日

就活うつ きまじめな人はなりやすい。親のプレッシャー例も

「一次面接で落とされまくっちゃって。ちゃんと自己分析もして自己PRも用意したのに。自分を否定されたような気持ちになって。最近、夜もあまり眠れなくて、いつも気分がおちてます」(メーカー志望・男性)

 大学生の就職活動はまだまだ始まったばかりだが、内定が得られない学生から早くもこんな声が聞こえ始めてきた。「眠れない」「わけもなく不安で、気持ちにちっとも余裕がない」「朝がつらくて家を出る気にならない」そう感じたら、“就活うつ”の前兆かもしれない。

「就職活動がうまくいかずになるうつ病、いわゆる“就活うつ”になるケースは近年、増えてきたといわれています」

 そう話すのは、東京えびすさまクリニックの精神科医・山登敬之さんだ。

 NPO法人「POSSE」が2010年に学生約600人を対象に行った調査によると、就活経験者の7人に1人が就活うつ状態になっているという。就職活動氷河期といわれる時代。何十社受けても内定を得られない学生のケースは珍しくない。しかし、それが何度も続くと必要以上に落ち込んでしまい、うつ状態に陥り、なかには自殺してしまう深刻なケースも報告されている。そもそも、どうして就活うつになってしまうのか?

「面接をいくら受けても不採用続き、届くのはいわゆる『お祈りメール』(不採用通知メール)ばかり。そんな経験を重ねるうちに、自分が社会から必要とされていないと感じてしまうようです。それに、なにがなんでも正社員にならないと未来がない!ぐらいに思っている。そんなことあるはずないんですけど。もともときまじめな性格のうえ、人生の経験も少ないから、深刻に考えすぎてしまうのではないでしょうか」(山登さん)

 そして、親との関係で、うつ病になる学生もいる。

「大学までは親の期待に応えて、エリートコースを進んできたつもりでした。でも就職活動はなかなかうまくいかなくて…。親に“どうだった?”とその日あった面接のできを聞かれるだけで、嫌だった」(2年前に就活していた24才女性)

「家を出ると、母親から“頑張ってね”って声をかけられるのが苦痛で。期待に応えなきゃいけないのがプレッシャーだった」(1年前に就活していた23才女性)

 最近では、親が子供の就職活動に首を突っ込むケースも増えているが、そうした親の期待が大きな負担になってしまう学生もいるようだ。

「子供の頃から親の期待に添うように頑張ってきた人が、これ以上もう頑張れない…とばかりに、うつにはまっていく。うつ病に限らず、若い人の摂食障害やひきこもりには、このパターンがよく見られます。とくに、抑圧的、支配的な母親の呪縛から逃れられず苦しんでいる娘は多い。そういう親のもとをどうやったら逃げ出せるか、就活を機に考えてみるのも悪くないかもしれません。これから先の長い人生を考えたら、そちらのほうがよっぽど重要な問題でしょう」(山登さん)

2013年4月4日木曜日

抗うつ薬 子どもへの処方注意

4月4日 17時36分

抗うつ薬 子どもへの処方注意
国内で承認されている6種類の抗うつ薬について、子どもに処方しても有効性が認められないという報告が海外で出されたことから、厚生労働省は、「子どもへの投与は慎重に検討すべき」という内容を薬の添付文書に記載するよう、製薬会社の団体に指示しました。
対象となった抗うつ薬は、塩酸セルトラリンやエスシタロプラムシュウ酸塩など、平成11年以降に国内で承認された6種類の抗うつ薬です。
厚生労働省によりますと、これらの薬についてアメリカなどの海外で子どもを対象に臨床試験を行ったところ、塩酸セルトラリンなど3種類は18歳未満の患者に、また、エスシタロプラムシュウ酸塩は12歳未満の患者には有効性が確認されなかったということです。
このため、厚生労働省は、作用がよく似た2種類を含めた合わせて6種類の抗うつ薬について、「子どもへの投与は慎重に検討すべき」とする内容を添付文書に記載するよう、製薬会社の団体に指示しました。
しかし、すでにこれらの薬を処方されている患者が急に服用を止めたり減らしたりすると、耳鳴りなどの知覚障害や精神障害などが現れるおそれがあるため、厚生労働省は、医師の指示に従うよう呼びかけています。

対象医薬品の「成分名」

▽エスシタロプラムシュウ酸塩。
▽塩酸セルトラリン。
▽デュロキセチン塩酸塩。
▽フルボキサミンマレイン酸塩。
▽ミルタザピン。
▽ミルナシプラン塩酸塩。
製品名は「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」のホームページで検索してください。
http://www.info.pmda.go.jp/ippan.html