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2013年5月9日木曜日

敷地内に高濃度汚染土壌 県立や福島市立図書館

NPO法人市民放射能測定所(福島市)は8日、同市の県立図書館や市立図書館などの未除染地点で採取した土壌から、高濃度の放射性物質を検出したと発表した。採取地点はいずれも来館者があまり近づかない場所で、県や市は一部立ち入りを制限したが通常通り開館を続ける。
 同NPOによると、県立図書館では駐車場の吹きだまりとなった地点の土壌から1キロ当たり約28万ベクレル、市立図書館駐車場の植え込み側の部分から1キロ当たり約43万ベクレルの放射性セシウムを検出した。
 県立図書館は芝生の除染は実施したものの、本格的除染は今年行う計画。県立図書館は「敷地内の空間線量は安定しており、高い場所も限られている」として、今回指摘を受けた場所の土壌は業者に除去を依頼、回収した土壌は施設裏の倉庫に保管した。
 また、市立図書館も指摘場所をブルーシートで覆うなどの対策を取った。
(2013年5月9日 福島民友ニュース)

大飯原発で貝付着 出力下げる


国内で唯一運転している福井県の大飯原子力発電所の3号機で、冷却装置の内部を流れる海水の量が減っていることから、関西電力は、装置の内部に大量の貝などが付着したことが原因とみて、貝などを取り除くために、出力を一時的に20%ほど下げて運転することになりました。
福井県おおい町にある大飯原発は、去年8月から3号機と4号機が国内で唯一営業運転を続けています。関西電力によりますと、このうち3号機では発電用のタービンを回す蒸気を冷やして水に戻す「復水器」と呼ばれる冷却装置で、内部を流れる海水の量が去年12月ごろから減り始め、通常の量より20%ほど少なくなっているということです。
関西電力は、復水器の内部に大量の貝などが付着したことが原因とみて、今月17日から1週間ほどかけて内部に付着した貝などを取り除く作業を行い、その間、出力を20%ほど下げて運転することになりました。
関西電力は「出力を下げている間は火力発電所の発電量を増やすなどして電力を補うため企業活動や市民生活に影響はない」としています。

2013年5月5日日曜日

三河湾アサリ不漁 潮干狩り中止も 漁獲量全国一の愛知


【関謙次】全国一のアサリ漁獲量を誇る愛知県で、主な漁場の三河湾内の潮干狩りに異変が起きている。アサリが不漁で、開催中止に追い込まれた漁場も出ている。原因ははっきりせず、関係者は気をもんでいる。
 毎春、潮干狩り客が集まる西尾市の佐久島。島への船乗り場には「潮干狩りは4月14日に終了しました」との紙が張られている。

有明海のアサリ激減 潮干狩り船休業相次ぐ


【松川希実、東郷隆】有明海の初夏の風物詩とされる潮干狩り船の運航中止が、相次いでいる。お目当てのアサリが極端に少ないためだ。生息環境の悪化などで減少傾向が続いているのに加え、昨夏の九州北部豪雨の影響が指摘されている。

【写真】採ったアサリと赤貝を仕分ける漁師=4月25日、佐賀県沖の有明海

 大潮だった4月25日。佐賀市川副町の戸ケ里港を出港した漁船は5キロほど沖合で停泊した。場所によって干満差が最大6メートルに達する有明海。みるみる潮は引き、船は浅瀬に乗り上げた。停泊から約1時間半で、あらわになった一面の干潟に取り残された。

 4人のお客とともに熊手とカゴを持ち、砂地に下り立つ。ジャリジャリと掘り起こすが、出てくるのは死んだ貝の殻ばかり。「いつもはこんなに死んだ貝はないのに」。案内してくれた漁師の梅崎忠一さん(42)の表情はさえない。
朝日新聞社

2013年5月2日木曜日

貝毒の原因、皮肉にも水質改善という大阪湾

 大阪湾の二枚貝に貝毒が広がっている。

 今年は規模が大きいといい、アサリ以外にトリガイやアカガイ、淀川のシジミでも検出された。シーズン真っただ中の潮干狩り場は他産地のアサリを土産に渡 すなどして営業しているが、客足は今ひとつ。最盛期を迎えたトリガイやアカガイは休漁に追い込まれた。旬の楽しみに水を差す貝毒だが、その原因は、皮肉に も大阪湾の水質改善にあるらしい。

 ◆全部回収

 4月28日、大阪府貝塚市の二色の浜潮干狩り場。家族連れでにぎわったが、傍らには「貝の持出しは出来ません」の看板。せっかく取ったアサリは出口で回収され、九州産と交換された。

 母親、祖母と一緒に来た同府高槻市の男児(5)は「自分で取った大きな貝をお父さんにも見てもらいたかった」と残念そう。

 二色の浜観光協会によると、4~6月は例年3万人近い人出があるが、貝毒が出た年は2割近く減るという。府内には、ほかに有料潮干狩り場が二つあるが、 いずれも同じ状況で、協会の男性幹部(68)は「安心して遊べるのに、貝毒が出るとアサリは危険という風評が広がってしまう」と恨めしそうに話した。

 ◆漁自粛

 4月中旬には、高級すしネタのトリガイ、アカガイでも貝毒が検出された。この時期、トリガイは1個800~1000円の高値で取引されるが、泉佐野漁協では漁の自粛を決めた。

 今後3週連続で規制値を下回れば、自治体が「安全宣言」を出すが、過去には、80日近くかかった年もある。同漁協の大伍健一監事は「収入が半減する漁師もいる」と表情を曇らせる。

 シジミについても、府が漁協に出荷の自主規制を要請、流通はしていない。

 ◆プランクトン

 府立環境農林水産総合研究所水産技術センターによると、貝毒は、二枚貝が「ウズベンモウ藻類」という毒性がある植物プランクトンを摂取して発生する。魚や巻き貝に危険はない。

 大阪湾は富栄養化が進み、赤潮の原因となる「ケイ藻類」と呼ばれる植物プランクトンが多かったが、水質改善で減少。“ライバル関係”にあるウズベンモウ藻類が増えている。

 府内で貝毒が初めて確認されたのは2002年。その後、水質の改善に符合するように06、07、08、10、11年と相次いでいる。
最終更新:5月2日(木)8時30分
読売新聞

大阪で防波堤の貝食べ中毒 規制値の66倍


大阪市は1日、同市住之江区の大阪湾で、防波堤に張り付いていたムラサキイガイやミドリイガイを採取して食べた市内の30代と40代の夫婦がふらつきなどの症状を訴え、病院に搬送されたと発表した。調理した貝から国の規制値の約66倍のまひ性貝毒が検出され、市は食中毒と断定した。
 市によると、2人は小学生の息子と4月28日に採取し、夕飯用に加熱して食べたが、翌29日未明、ふらつきや嘔吐などの症状が出たという。2人は既に退院した。
 市内で貝毒による食中毒が確認されたのは今年初めて。家庭で調理する程度の加熱では毒性がなくならないため、市は注意を呼び掛けている。

2013年05月01日水曜日

2013年4月20日土曜日

珍しい特大魚水揚げ


石巻市の魚市場でふだんはなかなか見ることができない特大の魚が水揚げされ、買い受け人などの間で話題となっています。
石巻魚市場で水揚げされたのは、やや深い海に生息する「イシナギ」という魚で、女川沖で操業していた地元の底引き網漁船がとらえて生きたまま水揚げしました。
石巻の近海でとれる「イシナギ」は通常、体長40センチ、重さ4キロほどですが、今回は体長1メートル30センチ、重さ49キロと“特大”のサイズです。
市場や買い受け人によりますと、これほどの大きさの「イシナギ」が生きたまま水揚げされるのは非常に珍しいということで、生けすの周りには買い受け人や見学者で人だかりができていました。
「イシナギ」はすぐに競りに出され、仙台市の卸売業者が8万円あまりで競り落としました。
競り落とした業者は「脂が乗っていて、身も太く、良い魚です」と喜んでいました。
イシナギは普段は岩場に隠れている魚で、なぜ底引き網にかかったのかは定かではありませんが、市場の間では、3日前に石巻市で震度5弱を観測した地震と関連づける人も現れていて、石巻魚市場の須能邦雄社長は「地震でびっくりして出てきてしまったのではないでしょうか。魚も安心していられませんね」と話しています。
04月20日 12時16分

水底セシウム、横ばいや低下傾向 宮城、茨城


環境省は19日、宮城、茨城両県の河川などで1~3月に測定した水底土壌の放射性セシウムは、多くの地点で横ばいや低下傾向だったと発表した。一方、仙台港内で海底の泥1キログラム当たり1530ベクレルと沿岸部としては比較的高い値を続けて検出するなど、一部で高止まり傾向もみられた。
 環境省は「一部の地点では、周辺地域や上流から放射性物質が継続的に流入している可能性もある」としている。
 宮城県では1~3月に71地点を調べ、最大値は増田川(名取市)の土壌1キログラム当たり2270ベクレル。昨年10~12月の前回調査で、同地点は2020ベクレルだった。

共同

金色のナマズ 前橋で一般公開

金色のナマズ 前橋で一般公開
去年、群馬県高崎市の川で釣り上げられた金色のナマズが、前橋市で一般に公開されました。
この金色のナマズは、体長は67センチあり、去年4月、群馬県高崎市の烏川で偶然、釣り上げられました。
その後、群馬県の水産試験場で飼育されていましたが、19日、前橋市にある児童文化センターの水槽に移され、一般公開が始まりました。
群馬県水産試験場によりますと、突然変異の一種で体の色素が作られにくいため金色になったと見られ、たとえ生まれても自然界では目立つことから鳥などに食べられることが多く、大きく育つのは珍しいということです。
訪れた子どもたちは、さっそく金色のナマズが泳ぐ様子を興味深そうに見ていました。
群馬県水産試験場の久下敏宏・主席研究員は「とても珍しいナマズなので、多くの子どもたちに見てもらって、生態系に興味を持つきっかけにしてもらいたい」と話していました。
04月19日 16時42分
NHK

放射性物質「海まで100年以上」


福島第一原子力発電所にある汚染水の貯水槽で水漏れが相次いでいる問題で、東京電力は、地盤に漏れた放射性物質が地下水によって海に流れ出るまで100年以上かかるとする試算結果を公表しました。
一方、別の試算では、海に流れ出る放射性ストロンチウムの濃度が、早ければ10年程度で法令の上限を超えるとしていて、専門家は、「漏れた水を回収する方法を検討すべきだ」と指摘しています。
福島第一原発では、汚染水を保管する地下の貯水槽で水漏れが相次ぎ、東京電力は、貯水槽のおよそ2万3000トンを、6月上旬までに地上のタンクに移す方針で、今月16日から作業を続けています。
この問題を巡って原子力規制委員会の専門家会議が開かれ、東京電力は、貯水槽から地盤に漏れた放射性のストロンチウムが、地下水によっておよそ880メートル離れた海に流れ出るまで、100年以上かかるとする試算結果を公表しました。
一方で、日本原子力研究開発機構も試算を公表し、120トンの汚染水が漏れたとみられる2号貯水槽では、海に流れ出る放射性ストロンチウムの濃度が、早ければ10年程度で法令の上限を超えるとしています。
これに対し専門家からは、「漏れた水を回収する方法を検討すべきだ」といった指摘が出ました。
東京電力は、貯水槽の周辺や海側に井戸を新たに30か所掘り、放射性物質の監視をするとともに、漏れた汚染水の地下での広がりや海への影響をさらに分析することにしています。
NHK

2013年4月17日水曜日

海底土からプルトニウム 福島第1原発の港湾内


 東京電力は15日、福島第1原発港湾内で採取した海底の土から、1キログラム当たり約1・4ベクレルのプルトニウムを検出したと発表した。土は昨年7月23日に港湾内の1号機東側で採取し、東電が分析していた。
 東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「事故に由来するものだが、微量で健康に影響はない」としている。
 半減期が約2万4千年のプルトニウム239と同約6600年の240を合わせた濃度が土1キログラム当たり1・2ベクレル。半減期約88年の238は同0・21ベクレルだった。
 東電によると、第1原発港湾内の海底土からプルトニウムが検出されるのは2011年11月の採取に続き2度目。前回は、4号機前の海底土から239と240が0・76ベクレル、238が0・74ベクレル検出された。事故前の原発近海の239と240は、0・17~0・56ベクレルだったという。

2013年4月14日日曜日

温暖化進めば河川氾濫4.4倍のおそれ


温暖化防止の対策を今後積極的に取らなかった場合、今世紀末に日本では集中豪雨の発生が増え、河川が氾濫する確率が最大で4.4倍に高まるおそれがあるとする予測を環境省などがまとめました。
これは、世界各国の科学者で作る国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」の報告書のデータを基に、環境省などが20世紀末と比較して、今世紀末での日本国内への影響を分析し、まとめました。
それによりますと、温暖化防止の対策を積極的に取らなかった場合、今世紀末の日本の平均気温は20世紀末と比べて2度1分から4度上がると予測しています。
この影響で集中豪雨の発生が増え、土砂崩れが起こりやすくなり、川が氾濫する確率は1.8倍から最大で4.4倍に高まるとしています。
また、太平洋において勢力の大きい台風が発生しやすくなり、この影響で日本の太平洋沿岸の広い地域で高波が起こるリスクが高まると予測しています。
今回の予測について、環境省は、「温暖化が進み、一定の被害が出ることは避けられない。被害に対応していくための対策も検討している」としていて、温暖化防止の対策とともに、再来年3月までに被害を食い止めるための具体的な計画をまとめることにしています。
NHK

米西海岸 保護されるアシカが急増


アメリカ西海岸のロサンゼルス周辺の海岸で、衰弱した状態で保護される若いアシカが、ことしは例年の10倍のペースで増えており、専門家は餌の小魚の減少が原因とみて調べています。
アメリカ西海岸のロサンゼルス周辺では、ことしに入ってから衰弱した状態のアシカが海岸に打ち上げられているのが次々と見つかり、NOAA=アメリカ海洋大気局によりますと、保護されたアシカの数はことし1月から3月までの3か月で948頭に上りました。
見つかったアシカはほとんどが1歳未満の若いアシカで、餌の小魚を十分取れなかったことによるとみられる栄養失調の状態だったということです。
この地域では、親離れしたアシカの子どもが上手に餌を取れずに弱って保護されるケースが毎年1月から3月まで80件前後報告されますが、ことしは例年の10倍を超えており、NOAAは「過去最多とみられる」としています。
また、保護されたアシカは、動物愛護団体が施設で数か月間飼育して海に戻しますが、ことしは、どの施設も満杯の状態が続いているということです。
地元でアシカの保護に長年取り組んでいるピーター・ウォーラースタインさんは、「アシカの生息する海域で、いわしなどの小魚が減少しているのではないか」と話していますが、詳しいことは不明で、現在専門家が調べています。
NHK

横手の魚大量死


横手市十文字町西原二番町の梨木公園の池で11日、フナなど300匹程度の魚の死骸が見つかったことを受け、県は12日、池の水質を検査した結果、異常はなかったと発表した。魚の死因は不明。市内では1日にも魚が多数死んでいるのが見つかったが、原因は不明のままで、県は引き続き市内を巡回して監視を続けるという。
 県平鹿地域振興局環境指導課によると、池に水が流入する池東側の水質が環境基準値よりもやや酸性だったが、問題ない値だった。重金属類などほか12の検査項目に異常はなかった。【仲田力行】
4月13日朝刊

2013年4月13日土曜日

花粉症 「飛散量増加、犬が皮膚炎 県内動物病院、受診増える

石川県内の動物病院で、犬が花粉が原因とみられるアレルギー性皮膚炎にかかり、治療 を受けるケースが増えている。犬の「花粉症」は人間とは異なり、雑草などの花粉によっ て皮膚のかゆみが現れることが多い。雑草の花粉飛散量が増える季節に入り、ペットショ ップなどでは外出の際に服を着せるなど、体に花粉が付かない対策を取るよう呼び掛けて いる。
 金沢市新神田1丁目の山辺動物病院では、花粉の飛散が始まった3月ごろから犬のアレ ルギー性皮膚炎の診察が連日入っている。皮膚炎の原因について山辺泰雅院長は食物、ダ ニ、ハウスダストなどさまざまな原因があるとした上で「近年は花粉症が疑われるものも みられる」と話す。犬の場合はくしゃみや鼻詰まりなど呼吸器系の症状は少なく、皮膚炎 になるケースが大半という。
 金沢市高尾台2丁目のムトウ動物病院でもアレルギー症状で受診する犬が年々増えてい る。武藤周平院長は「犬の高齢化やペットフードの多様化などを背景に、アレルギーを持 つ犬は増加している」と指摘。症状がひどい場合は血液検査でアレルギーの原因を調べ、 結果に応じて対策を助言しているという。
 花粉アレルギーを持つ犬の増加を受け、金沢市諸江町のペットショップ「P-ぽ金沢店 」では、花粉などをふき取る使い捨てのボディータオルや散歩用の服などを取り扱ってい る。犬の体に花粉が付着しないようにするため、店内には▽散歩は花粉の多い朝の時間を 避ける▽洋服を着て散歩をする▽草むらなど花粉の多いところは通らない▽家に入る前に 花粉を落とす▽シャンプーの回数を増やす-などのポイントを記した紙が張られており、 愛犬家に対策を促している。

2013年4月11日木曜日

遺伝子組換作物実験前に説明会


つくば市にある「農業生物資源研究所」は今年度、屋外で遺伝子組み換え作物の栽培実験を始めるのを前に地元の市民や農家を招いて、安全性に関する説明会を開きました。
この説明会は、植物の遺伝子組み換えの研究を行っている独立行政法人「農業生物資源研究所」が毎年開いていて、今回は市民や農家などおよそ20人が参加しました。研究所の職員は、敷地内の農地を使って来月からスギの花粉症の治療に効果があるとされるイネを栽培する計画など、4種類の農作物の栽培計画を説明しました。
このあと、このイネを栽培する場所を訪れ、研究者は、周辺の水田とはおよそ750メートル離れているので遺伝子組み換えのイネの花粉が飛んでほかの品種と交配する可能性はないことや、鳥によって敷地外に種が広がらないよう水田の周辺にネットを張るなどの対策を説明しました。
説明会に参加したかすみがうら市のコメ農家の男性は「TPPで農家も危機感を持っている。これからの米作りのヒントになるかと思い参加しました」と話していました。
また、つくば市の女性は「自然交配が起きたり周辺の農作物に影響がないか心配です」と話していました。
このイネを開発した農業生物資源研究所の高木英典主任研究員は「地域の人たちの理解を得ながら安全な遺伝子組換えイネの開発を続けていきたい」と話していました。
04月11日 18時35分
NHK NEWS WEB

2013年4月10日水曜日

ルポ・福島:いわき・海洋汚染サンプリング調査2年 9月から試験操業、海の再生信じ 東電トラブル続発に怒り /福島


毎日新聞 2013年04月10日 地方版
甲板に上げられた魚介類は、市場ではなく「検体」として県水産試験場に運ばれる=いわき沖で
甲板に上げられた魚介類は、市場ではなく「検体」として県水産試験場に運ばれる=いわき沖で

 ◇この瞬間がたまんね

 福島第1原発事故による海洋汚染の影響を調べるため、漁師と県水産試験場が行っている魚介類のサンプリング調査が、4月で開始から2年を迎えた。放射能汚染の原因物質の一つ、セシウム134の半減期と重なったこともあり、全体的な数値は低下傾向にある。いわき市漁協は9月にもメヒカリなど計13種の試験操業を始める予定だが、汚染水漏れなど原発で相次ぐトラブルが暗い影を落とす。海の再生を信じ調査を続ける人々を追った。【三村泰揮】
 春の到来を告げる高気圧が県沖に張り出した3月中旬。記者はいわき・江名港から底引き網漁船「常正丸」(19トン)に乗り込んだ。
 福島の漁業は、原発事故による海洋汚染で操業自粛が続く。陸に上がりアルバイトをして食いつなぐ漁師たちにとって、月に1度のサンプリング調査は「本職」に戻れる貴重な機会だ。いわきの漁船は小型船が主流で、放射能汚染の影響をもろに受けている沿岸・近海が漁場だ。中大型船の多い相馬双葉漁協と異なり、試験操業を開始できないでいる。
 常正丸の乗組員4人のうち3人がセンバツに出場した県立いわき海星高の出身だ。2畳の船室にあるテレビは、母校の甲子園初出場のニュースを伝えていた。同校OBの機関士、土屋功さん(49)は「俺らも負けらんねえ」とうれしそうだ。
 海を進んで2時間後、塩屋埼沖約40キロの漁場についた。速度を落とし、長さ500メートルを超す底引き網を船尾から投じる。網を引いて約1時間後、漁労長の矢吹正美さん(49)が巻き上げ機を作動させると、甲板に飛び出した乗組員たちに緊張が走った。
 巻き上げられた網から出てきたのは、ツブ貝、ヤリイカ、メヒカリ、マダラ、マダイ、ケガニなど10種。「この瞬間がたまんね」と顔をほころばす乗組員たち。事故前ならば、食卓のごちそうだ。いつのまにか、空を覆うほどのカモメの大群が“豊漁”を祝福するかのように快晴の空を飛び交う。土屋さんは「試験操業に向けて頑張っぺ」と言い、自らを鼓舞した。
   ◇  ◇
 「セシウムは筋肉にたまる。その濃度は着実に下がっている」。いわき市にある県水産試験場。漁場環境部長の藤田恒雄さん(53)が、同市の漁師から届いたメヒカリをさばいた包丁を置き、笑みを浮かべた。
調査は魚の分解から始まる。包丁やはさみを使った手作業で頭部を切り開いて耳石から性別を確認した後、胃の内容を調べ、魚ごとの生態記録表を作る。その後、魚をぶつ切りにして郡山市の県農業総合センターで放射性物質の濃度を調べ、記録表と突き合わせる。その繰り返しによって生育環境や魚種ごとの濃度の違いや、食物連鎖の中における放射性物質の動きなどが見えてくるのだという。
 3月までの半年間で調べた170種から、国の基準値(1キロ当たり100ベクレルを超えると出荷できない)を上回ったのが全体の8・7%と1割を切ったことが判明。試験操業への道が見えてきたのだ。
   ◇  ◇
 しかし、先月中旬の大規模停電事故や今月5日に発覚した放射性ストロンチウムなどを含む大量の汚染水漏れは、調査に携わってきた人々の希望を砕く。
 土屋さんは「またかという思いだ。原発で何かあったら、最後にしわ寄せが来るのはいつも漁師だ」とやり場のない怒りに震えた。藤田さんは「(汚染水漏れが海に影響なくても)風評被害など二次被害が懸念される」とやりきれない思いだ。
 11年3月の原発事故直後に海に放出された、1リットル当たり推定10万ベクレル超の濃縮汚染水が福島の漁業を中止に追い込み、その後遺症に漁師たちは苦しみ続ける。海で生きる人々にとって原発事故は収束でなく進行中なのだ。
毎日

感染性の牛白血病急増 2千頭発病、3~4割感染の恐れ

図:牛白血病の発病頭数の推移
牛白血病の発病頭数の推移
長野剛】感染性の牛白血病の届け出が、国内で急増している。農林水産省によると、昨年は2090頭の牛が発病し、4年間で倍増した。乳牛では4割、肉牛では3割が牛白血病ウイルスに感染しているとされ、発病すれば出荷禁止となる。畜産業界の強い危機感を受け、農水省は感染の拡大を防ぐ指針づくりに取り組む。
 動物衛生研究所(茨城県つくば市)によると、牛白血病ウイルスは血液の接触で感染し、アブなどの吸血昆虫や医療器具母子感染によって拡散する。感染した牛の数%が発病する。人間には感染しない。
 発病した牛は、動きが鈍り、やがて死ぬ。出荷も禁止され、廃棄処分になる。4~8歳の発病が多いが、最近は若い発病例もある。治療法はなく、感染した牛を隔離したり、吸血昆虫を駆除したりして感染を予防するしか手がないという。

Wikiより

牛白血病(うしはっけつびょう、英:bovine leukemia)とは牛白血病ウイルス感染を原因とする地方病性牛白血病と病原微生物が不明な散発性牛白血病の総称。日本では家畜伝染病予防法の届出伝染病に指定されており、対象動物は牛、水牛。牛白血病ウイルスはレトロウイルス科デルタレトロウイルス属に属するRNAウイルス。地方病性牛白血病ウイルスは節足動物による機械的伝播、垂直伝播、血液を介する伝播を引き起こす。地方病性牛白血病は大部分は無症状であるが、一部では数年の潜伏期の後に元気消失、食欲不振、下痢、便秘などの症状を示し、数週間で死に至る。散発性牛白血病は子牛型、胸腺型、皮膚型に分類され、子牛型はリンパ節の腫大、胸腺型は胸腺の著しい腫脹、皮膚型は発疹丘疹を形成する。治療は行われない。日本ではと畜場において牛白血病と診断された場合には全部廃棄処分となる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85

牛白血病ウイルス(うしはっけつびょうウイルス、: bovine leukemia virusBLV)とは、ヒトの腫瘍ウイルスであるHTLV-Iに近縁のウシウイルス
牛白血病ウイルスは血液汁のBリンパ球DNAプロウイルスとして組み込まれるレトロウイルスである。牛白血病ウイルスはTaxと呼ばれるタンパク質をコードするがん遺伝子を含む。しかしながら自然宿主であるウシでは牛白血病発 生は稀である。牛白血病ウイルスの腫瘍形成能は早くから発見され、牛白血病ウイルスのヒトに対する病原性の調査もまもなく開始された。しかし白血病が認め られたウシの生乳を飲用する牧場労働者の大部分からは、白血病などウイルス感染によるいかなる症状も認められなかったため、米国の多くの州でウイルス感染 の撲滅活動が行われることはなかった[1]。 近年になって初めてウシからウイルスが検出されるようになり、検査手法も変更された。「近年になってやっとウェスタン・ブロット法やELISA法など、現 在使用されている感度の高い検査法がヒトの血清検査に用いられるようになった。Buehringら(2003)はウェスタン・ブロット法により検査したヒ トの血清の74%にBLV p24 capsid抗原に対する抗体を検出した。そのうち反応性の高いものをいくつか標本に取り従来型の検査手法のひとつを用いて検査したところ、陽性反応を示 した標本は皆無であった」[2]
米国農務省の 調査で、牛白血病ウイルスの感染率が高いことが判明した。「2007年の酪農調査の一環として、30頭以上の乳牛を保有する事業所534カ所から大規模貯 乳槽に集められた牛乳について、牛白血病ウイルスに対する抗体がないか酵素関連免疫吸着剤アッセイ(ELISA)により検査したところ、調査した全米の乳 牛事業所のうち牛白血病ウイルスに陽性反応を示した事業所は83.9%にのぼった(表1)」[3]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

我が国の地方病性牛白血病の発生動向と対策 PDF
http://nichiju.lin.gr.jp/mag/06207/a3.pdf

増加している牛白血病 北海道での現状と対策について


2013年4月8日月曜日

特定外来生物 交雑種も指定へ


海外から持ち込まれ、駆除などの対象となっている「特定外来生物」が、日本の在来種などと交雑し、生態系を脅かすケースが出ていることから、環境省は、交雑して生まれた種についても「特定外来生物」に新たに指定するとした外来生物法の改正案をまとめました。
外来生物法では、海外から国内に持ち込まれ、生態系に影響を及ぼす野生生物105種類を「特定外来生物」に指定して、飼育や輸入などを原則禁止し、必要な場合は駆除するとしています。
しかし、専門家の間からは、「特定外来生物」が日本の在来種などと交雑するケースがあると指摘されています。
このうち千葉県の房総半島では、中国や東南アジアなどに生息するアカゲザルと地元のニホンザルが交雑したサルが増えていて、生態系を脅かすおそれが出ているということです。
法律ではこうした交雑種は駆除などの対象になっていないため、環境省は、日本の在来種などとの交雑種についても「特定外来生物」に新たに指定するとした法律の改正案をまとめました。
また、特定外来生物のアリなどが輸入品に付着して国内に持ち込まれるケースも相次いでいることから、付着が確認された場合、輸入品の所有者などに消毒を命じることができる規定も盛り込まれています。
環境省はこの改正案をいまの国会に提出する方針です。
NHK NEWS WEB

2013年4月6日土曜日

多摩川のシジミ復活、水質浄化で干潟再生、共同漁業権取得し適正管理へ/川崎

多摩川河口でここ数年、長らく姿を消していたシジミが“豊漁”だ。水質の浄化で、干潟が再生したためとみられる。隣の東京都ではすでにシジミ漁を営む漁師もいるが、漁に関する取り決めがないため、乱獲を懸念する声も聞かれる。両都県の漁協はこの秋にも共同漁業権を取得し、漁場の適正管理へ乗り出す。

 右岸に望むのは国際戦略拠点のキングスカイフロント、左岸には羽田空港。干潮時にのみ出現する船でしか渡れない中州で、川崎河川漁協理事の安住三郎さんが「ほら、結構取れるだろう」と笑顔を見せた。

 漁に使うのは、「まき」と呼ばれるかごの付いた大型の熊手状の専用器具。砂を掘り起こす作業を繰り返すことわずか数分、シジミは両手に山盛りになった。

 安住さんによると、シジミが目立つようになったのは6年ほど前から。かつては当たり前のように生息していたシジミも、汚染が深刻化した昭和40年代以降、姿を消していた。これまで稚貝放流などは行っておらず、下水処理が進んだ結果、自然増加したという。

 「川崎側は採って売ることまでしていなかった」と安住さん。一方、大田区側の漁協では、数年前からシジミ漁を営み始めた。都水産課によると、水揚げ量は都漁連の流通センター出荷分だけで、2010年度は122トン(2400万円)、11年度は80トン(1700万円)に上る。

 河口一帯は知る人ぞ知る穴場となり、一般市民も潮干狩りに来訪。漁業権の設定がないため一帯は自由漁業のエリアで、隣県の漁船が“遠征”してくる事例も目撃されているという。

 両都県の漁業者は、乱獲による資源の枯渇を危惧。ことしが10年に1度の漁業権の切り替え時期に当たることから、シジミを加える方向で昨夏から関係者間の協議を始めた。すでに両都県の漁場管理委員会から異議なしの答申を得ており、9月1日から漁業権は設定される見込みだ。

 今回の漁業権の意義について、安住さんは「誰の畑でもないと、採った者勝ちの状態になってしまう。権利を与えてもらった方が、自分の漁場をしっかり管理していこうという意識が漁業者にも働く」と説明。禁漁期を設けるなど、一定のルール作りも今後は不可欠と指摘する。

 ただ、シジミを漁業者のみで独占するつもりは毛頭なく、9月以降も市民が自家消費分を手掘りで採ることまでは制限しないという。安住さんは語る。「うまく資源管理しながら、誰もがシジミを楽しめる多摩川にしていきたい」

カナコロニュース