東京電力福島第1原発事故による生態系への影響を調べるため、環境省が行っている動植物のモニタリング調査で、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準で「繁殖率の低下などの影響が出る可能性がある」と推定されるギンブナやドジョウが警戒区域内にいたことが14日、分かった。
環境省が同日開いた放射線が野生動植物に与える影響についての会議で、調査結果として報告された。
報告によると、基準を上回る被ばくが確認されたのは、福島県双葉町で採取したタイリクバラタナゴとギンブナ、ドジョウ、大熊町と浪江町のネズミ2種。
2013/03/14 21:09 【共同通信】