2013年3月30日土曜日

JAふたば常務病死 避難先の福島のアパートで発見


JAふたば常務理事の愛沢訓(あいざわ・さとし)さん(58)=富岡町=が25日ごろ、避難先の福島市西中央の借り上げアパートで病死していたことが29日、分かった。
 JAや家族らによると、愛沢さんは25日朝、市内の勤務先に「風邪のために休む」と連絡を入れ、休暇を取った。27日になっても出勤せず、連絡が取れなかったため職員がアパートを訪れ、室内で死亡しているのを見つけたという。死因は心筋梗塞だった。愛沢さんは一人暮らし。
 愛沢さんはJAふたばの金融・共済などの信用部門を担当。避難のために全国に散らばる組合員への資金提供や貯金などの管理に力を尽くしていた。
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 愛沢さんの通夜は31日午後6時から、告別式は1日正午からともに田村市のJAたむらまごころで営まれる。喪主は父和夫(かずお)氏。
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福島民報