2013年5月8日水曜日

いわき市、内部被ばく検査拡大 19~39歳も対象へ

いわき市は7日、ホールボディーカウンターによる内部被ばく検査の対象者を拡大すると発表した。これまでは18歳以下(震災時点)や妊婦などを対象としていたが、新たに19歳以上39歳以下(同)を対象に加え、震災直後に屋外で長時間作業をしていた土木業などのライフライン復旧活動従事者も対象とする。6月から実施予定で、対象者は約9万6000人の見込み。新たな対象者の検査が一巡し次第、40歳以上も対象に追加予定。
 市は2011(平成23)年11月~今年3月末まで、18歳以下と親子健康手帳が交付された市民を対象に検査を実施。3月までに検査が一巡したため、4月からは4歳に達した子ども、震災直後の屋外活動者のうち消防団と水道復旧従事者ら約2万8000人を対象に追加している。
(2013年5月8日 福島民友ニュース)