大阪市は1日、同市住之江区の大阪湾で、防波堤に張り付いていたムラサキイガイやミドリイガイを採取して食べた市内の30代と40代の夫婦がふらつきなどの症状を訴え、病院に搬送されたと発表した。調理した貝から国の規制値の約66倍のまひ性貝毒が検出され、市は食中毒と断定した。
市によると、2人は小学生の息子と4月28日に採取し、夕飯用に加熱して食べたが、翌29日未明、ふらつきや嘔吐などの症状が出たという。2人は既に退院した。
市内で貝毒による食中毒が確認されたのは今年初めて。家庭で調理する程度の加熱では毒性がなくならないため、市は注意を呼び掛けている。
市によると、2人は小学生の息子と4月28日に採取し、夕飯用に加熱して食べたが、翌29日未明、ふらつきや嘔吐などの症状が出たという。2人は既に退院した。
市内で貝毒による食中毒が確認されたのは今年初めて。家庭で調理する程度の加熱では毒性がなくならないため、市は注意を呼び掛けている。