2013年5月8日水曜日

預託実効線量全員1ミリシーベルト未満 いわき市が内部被ばく検査公表


いわき市は7日、子どもや妊婦を対象に実施したホールボディーカウンターによる内部被ばく検査結果を公表した。4万6557人を調査し、成人は今後50年間、子どもは70歳までの内部被ばく量を表す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満だった。市は「全員が健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。
 検査期間は平成23年11月21日から今年3月29日まで。23年3月12日時点で18歳以下の子どもと、22年8月から23年7月までに親子健康手帳を交付された妊婦らが検査を受けた。
 放射性物質が不検出だったのは4万5624人で、全体の98%だった。市は4月から未受検者や新たに親子健康手帳を交付された妊婦、4歳に達した幼児らを対象に検査を実施している。
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