2013年4月13日土曜日

四万温泉 宿泊客50人ノロ食中毒


群馬県の四万温泉のホテルで、50人の宿泊客が下痢などの症状を訴え、県は食事に含まれていたノロウイルスが原因だとして、ホテルを3日間の営業停止にしました。
群馬県によりますと、群馬県中之条町の四万温泉にある「四万グランドホテル」で、今月8日に宿泊した客のうち、18歳から77歳の男女50人が下痢やおう吐、発熱などを訴えました。このうち1人は病院に入院していますが、50人全員、快方に向かっているということです。
群馬県によりますと、50人が共通して食べたのはホテルの食事だけで、複数の患者やホテルの調理人からノロウイルスが検出されました。
このホテルは11日から営業を自粛していますが、県はホテルで出された食事に含まれていたノロウイルスが原因だとして、ホテルを12日から3日間、営業停止処分としました。
当時、ホテルには200人余りが宿泊していたということで、県はほかの客にも食中毒の症状が出ていないか調査を続けています。
四万グランドホテルは「今回の事態を重く受け止めています。今後このようなことが起きないよう、衛生面の対策と従業員の教育を徹底していきます」と話しています。