2013年4月30日火曜日

鳥インフル、市場で感染の可能性/国際獣疫事務局と中国合同調査

【上海共同】国際獣疫事務局(OIE)と中国農業省は30日までに、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の現地調査を合同で実施、ウイルスが鳥の飼育場ではなく食材市場で人に感染した可能性が高いとする結果を発表した。

 同型ウイルスの感染者は30日も福建省で1人増え、全体で死者24人を含む計128人となった。中国本土の2市8省と台湾で感染者が判明している。

 調査チームは、4月25日から上海市などを訪問して食用の生きた鳥を扱う市場などを調査。「人に感染する危険性は主に市場にある」と強調した。