2013年4月20日土曜日

交通事故死亡者が50人に


19日夜から20日未明にかけて交通事故が相次ぎ、古河市や筑西市で車を運転していた男性2人が死亡し、県内の交通事故の死亡者が去年より9日早く50人となりました。
19日午後10時20分ごろ、古河市西間中橋の市道で軽乗用車が電柱の支線のワイヤーに後ろから衝突しました。

軽乗用車の運転席には近くに住む会社員の63歳の男性が乗っていましたが、意識はなく病院で死亡が確認されました。
現場の市道は袋小路になっているところで、警察は事故の原因や男性の死因などについて調べています。
また、20日午前4時10分ごろ、筑西市桑山の市道の交差点で、筑西市門井に住む会社員、酒寄哲司さん(31)が運転する軽乗用車が道路脇の電柱に衝突しました。酒寄さんは全身を強く打って病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。

警察によりますと現場は信号機のない交差点で、軽乗用車は反対車線にある電柱に正面から衝突していたということで警察で事故の原因について調べを進めています。茨城県警察本部によりますとことしに入ってから20日までに交通事故で死亡した人は50人となりました。

これは去年より9日早く、また死亡者のうち高齢者が31人と半分以上を占めています。
警察は高齢者向けの交通安全教室の実施や街頭での指導、悪質な交通違反への取り締まりを強化して事故防止に努めたいとしています。
04月20日 13時41分