2013年4月20日土曜日

水底セシウム、横ばいや低下傾向 宮城、茨城


環境省は19日、宮城、茨城両県の河川などで1~3月に測定した水底土壌の放射性セシウムは、多くの地点で横ばいや低下傾向だったと発表した。一方、仙台港内で海底の泥1キログラム当たり1530ベクレルと沿岸部としては比較的高い値を続けて検出するなど、一部で高止まり傾向もみられた。
 環境省は「一部の地点では、周辺地域や上流から放射性物質が継続的に流入している可能性もある」としている。
 宮城県では1~3月に71地点を調べ、最大値は増田川(名取市)の土壌1キログラム当たり2270ベクレル。昨年10~12月の前回調査で、同地点は2020ベクレルだった。

共同