2013年4月11日木曜日

震災死者・不明者2万866人


東日本大震災で警察が確認している死者と行方不明者は、合わせて1万8564人となっています。
また、避難生活などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、復興庁のまとめで2300人余りに上り、合わせると2万866人に上っています。
警察庁によりますと、警察によって死亡が確認された人は、宮城県が9537人、岩手県が4673人、福島県が1606人、茨城県が24人、千葉県が21人、東京が7人、栃木県と神奈川県がそれぞれ4人、青森県が3人、山形県が2人、群馬県と北海道がそれぞれ1人で、合わせて1万5883人に上っています。
死亡した人のうち、これまでに99%に当たる1万5757人の身元が確認されていますが、依然として126人の身元は分からないままとなっています。
また、警察に届け出があった行方不明者は、宮城県で1315人、岩手県で1151人、福島県で211人、千葉県で2人、茨城県で1人、青森県で1人の、6つの県で2681人となっています。
一方、復興庁によりますと、避難生活による体調の悪化などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、去年9月末の時点で、岩手県で323人、宮城県で812人、山形県で1人、福島県で1121人、茨城県で37人、埼玉県で1人、千葉県で3人、東京で1人、神奈川県で1人、長野県で3人の少なくとも合わせて2303人に上っています。
このうち警察庁のまとめと重複している1人を除くと、震災による死者・行方不明者の合計は少なくとも2万866人に上っています。
NHK NEWS WEB