2013年4月20日土曜日

花粉一部で例年より早く終息へ


今シーズン、スギとヒノキの花粉の飛散が終息する時期について、環境省は、気温が高めに推移したことなどから、一部では例年より早く、最も遅い東北や北海道でも来月上旬までに終わるという予測を発表しました。
環境省によりますと、今シーズンのスギとヒノキの花粉は、気温が高めに推移して一気に開花が進んだことから、飛散する量は多いものの、例年に比べて一部では1週間ほど早く終息するということです。
このうち、スギ花粉の終息時期を地域別に見ますと、関東から西の地域では例年より1週間ほど早い見込みで、九州ではすでに終息し、中国と近畿地方ではすでに終息したか数日以内に終わり、四国、東海地方では数日以内、北陸と甲信、それに関東地方では今月下旬に終わる見込みです。
そして、例年並みに飛散が続く東北地方や北海道では、来月上旬までに終わる見込みです。
一方、ヒノキの花粉は、九州、四国、中国、それに近畿地方では例年より1週間程度早い今月中に終息する見込みで、東海、北陸、甲信、関東、それに東北地方ではほぼ例年並みに飛散が続き、来月上旬に終わる見込みです。
環境省は「スギとヒノキの花粉の飛散が終息しても、今後はイネ科の花粉の飛散が予想されるので、注意してほしい」と呼びかけています。
NHK