2013年4月10日水曜日

風疹患者増加止まらず 患者数、前年同時期25倍

風疹患者の増加が止まらない。
2013年に入ってからの患者は、2012年の同じ時期の25倍の2,900人余りにのぼっている。
国立感染症研究所によると、3月31日までの1週間で、風疹と診断された患者は、全国で375人にのぼった。
これで、2013年に入ってからの患者は2,903人となり、2012年と同じ時期の25倍となっている。
特に、予防接種を受けていない人の割合が高い、30代の男性の患者が多くなっている。
妊娠初期の女性が風疹にかかると、生まれてくる子どもに障害が出るおそれがあるため、厚生労働省は、感染の拡大を防ぐために、ワクチン接種を呼びかけている。
また日本病院会では、加盟する全国2,370の病院に、風疹の院内感染を防ぐための対応について、通知を出した。
最終更新:4月10日(水)13時27分
Fuji News Network