2013年4月3日水曜日

東京電力が除染業務職員増員 作業の助言担当

東京電力は本年度、除染関連業務の担当職員を従来の3倍の300人規模に増員する。福島復興本社代表の石崎芳行副社長が1日、記者会見で示した。直接的な 除染作業は行わず、補助的な助言などにとどまる可能性が高い。原発事故の当事者が県土再生に果たす役割が問われているが、対応は限定的だ。
 東電は、事故以降は100人規模で除染関係の技術提供や助言などをしてきた。増員は、環境省や市町村による除染の本格化で、東電への支援要請が増加した ことなどへの対応。技術系職員が研修を受け、専門知識が必要な業務を中心に担当する。
(2013年4月2日 福島民友ニュース)