2013年4月3日水曜日

京都大、倫理問題の新部門設置 iPS細胞研究所


京都大iPS細胞研究所は3日までに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究に伴い発生する倫理的な問題を解決するため「上広倫理研究部門」を新たに開設した。設置は1日付。
 例えば生殖医療の分野では、ヒトのiPS細胞から作った精子と卵子を受精させ、新しい生命を誕生させることを認めるかなど、倫理的な議論が必要な課題が次々と生まれている。
 倫理研究部門は、iPS細胞の研究進展に必要な法制度の創設を働きかけるほか、倫理的問題を解決するための調査や情報発信に取り組む。

2013/04/03 11:26   【共同通信】