2013年4月1日月曜日

小学生の英検受験20万人突破…英語必修化で



読売新聞 4月1日(月)17時26分配信
 英語能力を判定する実用英語技能検定(英検)を受験する小学生が増加し、2012年度の志願者数が初めて20万人を突破したことが、日本英語検定協会のまとめで明らかになった。

 10年で1・8倍に増え、特に低学年の伸び率が大きい。高学年での英語必修化やグローバル化の影響で、親の熱意が高まっているようだ。

 今月設立50年を迎えた同協会によると、12年度の英検志願者数は、全体で約231万9400人。1~5級の内容は大人も子どもも同一で、小学生の志願者数は約20万6800人。02年度より約9万人増えた。

 今回初めて公表した年齢別志願者数は、6歳が4200人で02年度の4・6倍。7歳が7516人で同2・9倍。就学前の5歳児は2410人で、7・7倍 に増えた。志願者に対する合格率は、中学1年程度とされる5級で、小学生は8割を超え、全体の合格率を上回った。大学生レベルの準1級合格者も12年度は 300人を超えた。
最終更新:4月1日(月)17時26分
読売新聞