2013年4月1日月曜日

兵庫、病院と官公庁を全面禁煙 1日条例施行


全国で2例目となる兵庫県の受動喫煙防止条例が1日、施行された。病院や官公庁の屋内が全面禁煙となる一方、分煙を義務付けられる飲食店など民間施設は設備の導入期間を考慮して来年4月に先送り。本格的な施行は1年後になる。
 条例は病院と官公庁の屋内を全面禁煙とし、高校までの学校は敷地内の屋外も禁煙。いずれの場所でも喫煙室の設置を認めない。一定の面積があるホテルのロビーや飲食店、デパートは分煙とし、違反した事業者には罰金、禁煙区域で喫煙した人には過料を科す。
 県は当初、民間施設も全面禁煙とする条例案を検討したが、飲食業団体などが県議会に陳情。最大会派が同調、規制は大幅に後退した。
2013/04/01 00:08   【共同通信】